111 TVコマーシャルでは、糖質ゼロの ビールや低糖質のカップラーメンなど が紹介されています。 食事の最適化とサプリメントを用い たオーソモレキュラー栄養療法では、 2000年頃から糖質制限と最適なタン パク質摂取量を確保する食事方法を 指導してきました。当時は、米などの主 食を控え肉や魚を増やす指導をする と患者さんから、「何を食べたら良いの ですか!?」、「食べるものがありません!」、 「そんな食事だと病気になりそう・・」な どと言われていたものです。冒頭で書 いたように、コマーシャルで糖質ゼロや 低糖質がヘルシーというイメージが伝 えられ、コンビニで高タンパク質の商品 が並ぶようになり、患者さんも食事指導 を受け入れてくれるようになりました。 みぞぐちクリニックでは、発達障害、 うつ病などの心のトラブル、花粉症な どのアレルギー、さらには不妊治療を してもなかなか出産に至らない方々な どへ、食事の最適化とサプリメントによ る栄養補充を行い治療しています。ど のような病態の方にも、低糖質による 血糖値の安定化と必要量を満たすタ ンパク質摂取量を確保する食事が基 本になります。 このような状況でも、外食するときに は低糖質、高タンパクの概念を取り入 れているレストランなどは少ないのが現 状です。これからの日本を元気にする ためにも、低糖質による血糖の安定化 と必要タンパク質量を満たす食事が 外食も含めて一般化することが大切な ことであると感じています。 溝口 徹 先生 医療法人回生會みぞぐちクリニック院長 社)オーソモレキュラー栄養医学研究所 代表理事 大切な人をがんから 守るため 今できること 新版 命の食事 主婦の友社 ウイルスに強くなる 「粘膜免疫力」 主婦の友社 プチうつ気分が 消える食べ方 三笠書房 発達障害は 食事でよくなる 青春出版社 まんがでわかる 子育て・仕事・人間 関係ツライときは食事を 変えよう 主婦の友社 その子に合った 食べ方がわかる! 発達障害がよくなる 毎日ごはん 青春出版社 みぞぐちクリニック https://mizoclinic.tokyo/ オーソモレキュラー 栄養医学研究所 https://www.orthomolecular.jp/ これからは、外食でも「低糖質・高タンパク」
RkJQdWJsaXNoZXIy MjI5MDYwNA==