―― フィッシュオイルとクリルオイルの違い ―― 分類方法 フィッシュオイル(魚油) クリルオイル タイプの違い トリグリセリド型(TG 型) リン脂質型 原料の違い イワシ、サバ、マグロなどの青魚 南極オキアミ 分子構造の違い 性質の違い 吸収経路の違い ・胃や小腸で消化酵素による分解 ・胆汁酸と結合し親水性のミセル化を形成 ・小腸の上皮細胞で吸収 ・トリグリセリドに再合成 ・リンパ管を通じて体内に分配 ・小腸の上皮細胞で吸収 ・細胞膜の構成要素として利用 →水溶性のため消化酵素は不要 →胆汁酸も不要 →脳や神経系に効率よく届く 組織移行性の違い 遅い 速い 吸収効率の違い 吸収効率:やや低い ・運動・空腹時はエネルギーとして利用 ・過剰摂取時は脂肪として蓄積される 吸収効率:高い ・細胞膜に直接取り込まれる ・脂肪として蓄積されることはない 服用時間の違い 食後すぐ いつでも 健康改善の違い 心血管系の健康 炎症の抑制など 改善効果は限定的 心血管系の健康 炎症の抑制 + 脳、心臓、血管、肝臓、膵臓 目、関節、皮膚、PMS、など 全身の健康維持に作用 有効成分の違い オメガ3脂肪酸(EPA・DHA) オメガ3脂肪酸(EPA・DHA) コリン アスタキサンチン リン脂質 (ホスファチジルコリン、コリン) ン リ セ リ グ EPA(DHA) EPA(DHA) 脂肪酸 ン リ セ リ グ 疎水性=水をはじく 親水性=水になじむ EPA(DHA) 脂肪酸 コリン リン脂質 疎水性=水をはじく ン リ セ リ グ EPA(DHA) EPA(DHA) 脂肪酸 ン リ セ リ グ 疎水性=水をはじく 親水性=水になじむ EPA(DHA) 脂肪酸 コリン リン脂質 疎水性=水をはじく 魚油とは違う! 様々な有効成分をオールインワン いつでもピュア! アスタキサンチン 大切なのは含有量ではなく吸収量! リン脂質 肝臓と神経の機能がアップ! コリンの効果 心身の不調や慢性炎症を抑制! EPA・DHA ビタミンCの6000倍の強力な 抗酸化力で、クリルオイルの酸化 を防ぐ。 リン脂質やコリンなど有益物質の 作用で、オメガ3脂肪酸の吸収 量がアップ。 肝機能をサポートし脂肪を肝臓か ら排出。神経伝達を活性化して記 憶力や学習能力を向上。 生活習慣病の起因となる慢性炎症 を抑える「抗炎症作用」のほか、 幅広い健康効果が報告される。 出典:Schuchardt JP et al., A. Incorporation of EPA and DHA into plasma phospholipids in response to Lipids Health Dis. 2011 Aug 22;10:145. ●オメガ3の吸収率と効果の速さの比較 ●24時間後のオメガ3濃度の比較 リン脂質型 リン脂質型 リン脂質型 168%⬆ 210%⬆ 338mg 159mg 160mg TG型 TG型 TG型 AUC (吸収率の指標) 摂取後24時間の血漿中オメガ3濃度 (1日あたりEPA+DHA摂取量1,680mg) Tmax (効果の速さの指標) EE型 EE型 EE型 対EE型比 対EE型比 EE型と比較して1.5倍以上の吸収率 (かつ速い) EE型と比較して2倍以上の吸収率 摂取後 24時間の 血漿中 オメガ3濃度 3 24 3 リン脂質型 リン脂質型 リン脂質型 168%⬆ 210%⬆ 338mg 159mg 160mg TG型 TG型 TG型 AUC (吸収率の指標) 24時間の血漿中オメガ3濃度 (1日あたりEPA+DHA摂取量1,680mg) Tmax (効果の速さの指標) EE型 EE型 EE型 対EE型比 対EE型比 EE型と 比較して 1.5倍以上 の吸収率 (かつ速い) EE型と 比較して 2倍以上 の吸収率 53 ●オ メガの吸 収 率 と 効果の速さの比 較 ●時間 後 の オメガ濃 度 の比 較
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