71 ■材料(1〜2人分) ・牛肉 :200g ・塩 :適量 ・黒胡椒 :少々 ・マルケ産オリーブオイル:適量 (肉がかぶる程度) ・にんにく(スライス):2片分 ・ローズマリー:2本 ・クレソン :適量 ・レモン :適量 ■作り方 ①バットににんにくスライスと ローズマリーを並べ、オリーブ オイルを軽く回しかける。 ②牛肉に塩・黒胡椒をふり、① のバットに入れる。 ③牛肉の上にもにんにくスラ イスとローズマリーをのせ、さ らにオリーブオイルを回しか け、20分以上マリネする。 ④フライパンをしっかり熱し、 にんにくとローズマリーを外し た牛肉を焼く。 ⑤器に盛り付け、仕上げにマル ケ産オリーブオイルをかける。ク レソンとレモンを添えて完成。 ガリーナのなだらかな丘陵。手描きのよ うに素朴な村、温もりを感じるレンガ造 りの家々、細く続く路地、そしてメタウロ 川へと穏やかに広がる畑。ここでは農業 は単なる営みではなく、人々の誇りであり、 アイデンティティそのものです。低く丸み を帯びた丘と、心地よく抜ける風。この恵 まれた微気候こそが、アレッサンドラのよ うに個性豊かなオリーブを育て上げます。 9月から10月にかけて、この地でオリー ブは“運命づけられたオイル”へと姿を変 えます。それは、一滴ごとに土地の物語 を宿す、深みある逸品なのです。 エキストラバージンオリーブオイ ル特有の、喉にピリッと感じる辛みは 「オレオカンタール」と呼ばれる天然 ポリフェノールによるものです。この辛 みは、オイルが新鮮で高品質であるこ とを示すひとつの目安とされています。 本製品はオレオカンタールを 282.492mg/kg含有しており、一般的 なオイルと比べても風味の力強さと存 在感が際立っています。特に早摘みの オリーブから搾られたオイルに多く含 まれる傾向があり、しっかりとした辛み と奥行きのある味わいが特長です。 この「ピリッとした辛み」は、抹茶や エスプレッソ、ビールの苦味と同様に、 素材の個性や品質を表す重要な味 わいの要素です。単なる刺激ではなく、 料理全体の味を引き締め、余韻を与え るアクセントとしてお楽しみいただけま す。サラダやカルパッチョ、グリル料理 の仕上げなど、加熱せずに使うことで、 その個性をより感じていただけます。 青いオリーブを思わせるフレッシュな 香りと、しっかりとした苦味・辛味が特徴 の、非常に力強いオリーブオイルです。特 に、香ばしく焼き上げた赤身肉のステー キとの相性は抜群で、焼き色の持つ旨 味とオイルの苦味・辛味が絶妙に調和し、 料理全体のコクを一段と引き立てます。 このオイルとの出会いは、イタリア・マ ルケ州のアルチェヴィアを訪れた際でし た。有機農業が盛んな土地ならではの力 強く個性的な味わwいに衝撃を受け、他 産地にはない魅力を感じたことが、採用 の決め手となっています。(談) 牛肉のオリーブオイルマリネ焼き(マルケ風) ピリッとした辛みの正体 ―― オレオカンタール アル・ケッチァーノ 奥田政行 各国を代表する最高峰のエキストラバージンオリーブオイルを選定する「Japan Olive Oil Prize (JOOP)2026(」主催:在日イタリア商工会議所)と「Olive Japan 2026国際オリーブコンテスト」 (主催:一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会)に出品。金賞を授賞しました。
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