銀座飛雁閣お取り寄せカタログ2026/27

119 ル投与によりマウンティング回数の増 加や精子運動性の向上が認められた との報告がある。オメガ3脂肪酸による 細胞膜流動性改善や抗酸化作用が関 与している可能性が考えられている。 5)心血管保護作用 肥満モデルラットにクリルオイルを 投与した研究では、心筋中脂肪蓄積 の減少、左室肥大抑制、心筋組織変 性抑制が報告されている。これらの結 果は、クリルオイルが心血管疾患予防 に寄与する可能性を示唆している。 6)関節機能改善作用 関節リウマチや変形性関節症患者 を対象とした研究では、クリルオイル 摂取により疼痛軽減や炎症指標改善 が認められたとの報告がある。これは EPA・DHA由来脂質メディエイターの炎 症制御作用によるものと考えられる。 3.オメガ3脂肪酸による炎症性脂質 メディエイター制御 オメガ6脂肪酸であるリノール酸 やアラキドン酸は、シクロオキシゲ ナーゼ(COX)およびリポキシゲナー ゼ(LOX)経路を介して、プロスタグラ ンジン(PG)、トロンボキサン(TX)、ロ イコトリエン(LT)などの炎症性脂質メ ディエイターへ代謝される。これらは血 小板凝集促進、血管透過性亢進、白 血球遊走などを介して炎症やアレル ギー反応を増強する。 一方、オメガ3脂肪酸であるα-リノレ ン酸、EPA、DHAを摂取すると、これ らオメガ6由来メディエイター産生が 抑制される。また、EPA由来トロンボ キサンは生理活性が弱く、炎症惹起 作用も限定的である。 さらに、EPA・DHAは血小板活性化 因子(PAF)産生抑制にも関与し、血栓 形成抑制作用を示す可能性がある。オ メガ6/オメガ3比の低下は、炎症性疾 患やアレルギー疾患リスク低減に関与 することが示唆されている。 動物実験では、高リノール酸食群と 比較して、高α-リノレン酸食群におい てアナフィラキシー様ショック死の発生 率低下が認められており、オメガ6/オメ ガ3比制御の重要性が示されている。 EPAおよびDHAは、α-リノレン酸と 比較して、より強力な脂質メディエイ ター制御作用を有することが知られて おり、海洋由来オメガ3脂肪酸の抗炎 症・抗アレルギー作用は、予防医学お よび機能性食品学の観点から重要性 を増している。 4.オメガ3脂肪酸代謝産物SPMsに よる炎症収束機構 従来、オメガ3脂肪酸の抗炎症作 用は、アラキドン酸カスケードに対す る競合的阻害作用として理解されてき た。しかし近年、EPAおよびDHAから 産生されるレゾルビン、プロテクチン、 マレシンなどの生理活性代謝物が同 定され、新たな抗炎症機構として注目 されている。 これらの代謝物はSpecialized Proresolving Mediator(s SPMs)と総称 され、炎症惹起そのものを単純に抑 制するのではなく、「炎症収束」を積極 的に促進する点に特徴がある。SPMs は、好中球浸潤抑制、マクロファージ による貪食促進、組織修復促進など を介して炎症終息過程を制御すると 考えられている。 さらに、SPMsは極めて低濃度で強 い生理活性を示すことが知られてお り、慢性炎症、老化、動脈硬化、神経 変性疾患などとの関連が検討されて いる。 5.クリルオイルの未来と「若がえり」効果 今後、SPMsの病態生理学的役割の 解明が進むことで、クリルオイルなど のリン脂質結合型オメガ3脂肪酸の 予防医学的意義はさらに拡大するも のと期待される。特に、慢性炎症制御 やDHA・EPAの機能を介した「健康寿 命延伸」や「アンチエイジング戦略」に おいて、クリルオイルは新たな「若がえ り」機能性食品素材として重要な位置 を占める可能性がある。 最新科学の エビデンスに基づく 「ムード・フード」に よる心の健康 ㈱シード・プランニング 間食(おやつ)の大切さ [OYATSU]を 世界に発信 ㈱シード・プランニング 次世代型オメガ3 S.P.M 海洋性脂質 メディエーター 医と食 ほむぎ出版

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